GREETING

オーククリニックフォーミズ病院 院長
日本ソフロロジー法研究会 会長
森本 紀

 クルーズ船のダイアモンドプリンセス号の乗客にコロナ患者が出て横浜港に停泊しているとのニュースが入ってきて、ただ、あそうなのと思う程度に受け止めておりました。ところが話はそれで終わらずその後、中国の武漢がロックアウトされたとの報道があり、そのあとまるで大津波が押し寄せるように一挙にコロナ禍が世界中を襲ってしまいました。まさかこんな事になるとは本当に悪夢を見ているかの様です。命がけでコロナ患者を治療する医療従事者の様子が毎日のようにテレビで報道され、有名なタレントや女優の死亡も伝えられました。いったい世界はそして日本はどうなってしまうのかと思いました。
 産婦人科医療を行う我々も同じように影響を受けました。東京都ではお産が3割減ったと聞きました。少子化が止まらない中で、このコロナ禍です。正にダブルパンチです。実際我々診療の現場ではPCR陽性の妊婦が出たと言っても受け入れる病院がなく、方々の病院を探した挙句、結局私の母校の慈恵医大が受け入れてくれたような事も経験しました。私の病院の管轄の保健所も悲鳴をあげていました。これは正に医療崩壊そのものであり、そんな事も身を持って経験しました。
 ソフロロジー法を実践する我々も困った問題が起きました。ソフロで一番大切なのは産前教育(母親学級)です。それが出来ない訳ですから困ったものです。何人からの会員の方から、母親学級はどうすれば良いのか、というお問い合わせも頂きました。当院はこうしているとお伝えしましたが、お役に立てれば何よりの事と思いました。
 オリンピックも一年延び、しかも無観客で開催されます。オリンピック史上歴史に残る事でしょう。我々ソフロロジー法研究会の第17回学術集会も竹内集会長の英断で、丁度1年延期し2022年の11月に開催する事と致しました。その頃コロナ禍はどうなっていることでしょう。しかし、人類はこのウイルスに負ける訳にはいきません。絶対に勝利しなければなりません。そしbeforeコロナの時代に戻って、愛と幸せのソフロロジーを大いに語り合おうではありませんか‼
 その時は、竹内集会長のもとに集結し高々に “勝ち鬨” の声を上げたいものです。皆様とお会い出来る日を楽しみにしております。

竹内産婦人科クリニック 院長
第17回 日本ソフロロジー法研究会 学術集会 集会長
竹内 肇

 この度、第17回日本ソフロロジー法研究会学術集会を、令和4年11月27日に福岡市にて開催することとなりました。
皆様に福岡にお集まり頂き、学会、懇親会を開催する予定で準備して参りました。しかし新型コロナウイルス感染の蔓延が終息せず、森本会長にご裁断を仰ぎ、従来通りの学術集会の方法を取り止め、開催方法を「オンライン」に変更させて頂こうと存じます。

 With コロナの時代に、オンラインの学会運営はすでに常態化しており、現地に赴く時間的、金銭的負担がないこと。都合がよい時間に、ご自身の携帯電話で視聴できる利便性、ソフロロジー法をまだご存じない医療関係者への普及という視点で考えましても、今後の学術集会の運営の基本になっていくと存じます。寂しい限りですが、懇親会は中止させて頂きます。

 今回は、新型コロナウイルスのパンデミックのため1年延期した後の開催となります。皆様におかれましては、ウイルスの感染予防対策を行いながら、妊娠、分娩、産褥を取り扱われ、大変なご苦労をされてきたと存じます。ソフロロジー式分娩法の実践においても、妊婦様にソフロロジーのすばらしさをどう伝えていくか、お悩みになった施設も多いのではないかとお察しいたします。そのため、今学会のテーマは『コロナ禍の時代とソフロロジー』とさせて頂きました。
 このことを踏まえ、今回はシンポジウムの場を設けたいと存じます。
 テーマは

 【コロナ禍の時代にソフロロジー式分娩法をいかに実践していくか】

 にしたいと存じます。具体的には、

  • ①ソフロロジー式分娩法を実践するうえで、どのような困難があったか。
  • ②それに対して自施設でどのような工夫を講じてきたか。
  • ③今後どのような対策を行っていけばよいか。

について、具体的に各施設に発表して頂き、研究会全体で、「コロナ禍の時代のソフロロジー式分娩法実践の対策」を検討する場にしようと考えております。発表の内容については、どのような形でもよいと存じます。多くの施設に参加して頂き、皆様のお知恵とご工夫を紹介して頂きたいと存じます。発表者にそのままシンポジストになって頂き、活発な意見交換ができればと願っております。

 オンラインとなりましても、学術講演や一般演題の発表は予定どおり行いたいと存じますので、是非ご参加をお願いしたいと存じます。

 少子化のなか、分娩取り扱い施設は減少の一途です。我々、日本ソフロロジー法研究会も生き残りをかけた正念場のような気がしております。お忙しいなか、大変恐縮ですが、是非、ご参加下さいますようお願い申し上げます。

 具体的な学会参加登録、当日の視聴方法などは、詳しい内容が決定次第、学会のホームページ(https://sophrology-17.jp)で順次ご連絡いたます。

 皆様方の多数のご参加を心よりお待ち申し上げます。